2020年大会レポート

今年はオンラインで開催!
小学生向けプログラミングコンテスト
「embotアイデアコンテスト2020
最終選考会&表彰式」レポート

2019年から始まった、
小学生対象のプログラミングコンテスト「embotアイデアコンテスト」。
2年目にあたる2020年は、8月から10月初旬にかけて募集を行い、
12月6日に「embotアイデアコンテスト2020 最終選考会&表彰式」を
オンラインで開催いたしました。

embotアイデアコンテスト2020

「アイデア力」「工作力」「表現力」を評価するコンテスト

「embotアイデアコンテスト」は、タカラトミーから発売されているプログラミングで動かすロボット「embot」を使って、小学生がオリジナルアイデアの作品を作り上げ、「アイデア力」「工作力」「表現力」の3つのポイントを評価した総合点で賞を決定します。
参加者は、自由に工作して動かす仕組みをプログラミングした作品を5分以内のプレゼン動画にまとめて、作ったプログラムとともに提出します。エントリーされた作品をもとに10月に1次選考が行われ、最終選考会に進む10名が選ばれました。
12月に行われた最終選考会では、ファイナリスト10名と審査員がオンラインで参加し、最終選考会向けにブラッシュアップした動画とともに作品をプレゼンしました。初めてのオンライン開催ということで、事前にZoomでのリハーサルを行ったこともあり、当日は全員が堂々とオンラインでの発表を行いました。

ファイナリストとして最終選考会に参加した10名の小学生。やや緊張しながらも、画面に向かってしっかりと自分の作品をアピールしました。

ファイナリストとして最終選考会に参加した10名の小学生。やや緊張しながらも、画面に向かってしっかりと自分の作品をアピールしました。

“次の学びへ”つながるコンテストに

「embotアイデアコンテスト」は、小学生が自らコンテストに挑戦し発表することで自信をつけ、次の学びへとステップを進めることを目標としています。
2020年度から小学校でもプログラミング教育が必修化され、GIGAスクール構想が進むなど、教育も新時代を迎えています。そんななか、「プログラミングのスキルを用いて、アイデアを形にする“デジタルなモノづくり”に挑戦してもらいたい」という想いから、2019年よりコンテストがスタートしました。

2019年に開催された第1回「embotアイデアコンテスト」では、盗難防止という課題に挑戦した小学5年生の鈴木清人馬(すずきせりま)さんが最優秀賞に選ばれ、副賞として、embot開発チームとともに、オリジナルのembot作品を開発する権利が贈られました。鈴木さんは、今年、「オレオレ詐欺を防ぎたい」というアイデアから帰宅した家族にメッセージを送るロボットを開発し、コンテスト参加後も活躍しています。

2019年「embotアイデアコンテスト」最優秀賞の「ビックリキングembot」。

2019年「embotアイデアコンテスト」最優秀賞の「ビックリキングembot」。

最優秀賞は家族の課題を解決した分身ロボット

2020年の「embotアイデアコンテスト」最終選考会の審査を行ったのは、インフォディオの佐々木健成氏、タカラトミーの土肥雅浩氏にくわえて、昨年までembot開発チームに所属し現在は千葉県八千代市立新木戸小学校で教諭を務める三浦理紗子氏の3名です。

子どもたちに「Master Nu(マスターヌー)」として人気の、embotの開発者であるNTTドコモの額田一利氏は最終選考会と表彰式の司会として、軽快なトークで子どもたちの緊張をほぐしていました。発表の持ち時間は一人につき10分。最初に自己紹介と作品のアピールをした後、最終選考用に作ったプレゼン動画を披露し、その後審査員による講評と質問という内容で、10名のプレゼンが2時間にわたって行われました。
最終選考に残るだけあり、どの作品もすばらしく、審査は難航しました。結果、最優秀賞には、大阪府の小学4年生、佐藤航(さとうわたる)さんの「ぼくのめざましロボ」が選ばれました。

最優秀賞「ぼくのめざましロボ」

佐藤航さん(大阪府・小学4年生)

副賞“世界に一つだけの”金ピカ embot

最優秀賞の佐藤航さんと、「ぼくの分身にした」というロボット。

最優秀賞の佐藤航さんと、「ぼくの分身にした」というロボット。

「ぼくのめざましロボ」は、朝起きられないお母さんのために作ったという作品で、指定した時間になるとロボットが音楽を鳴らして動き回り、スマホを操作しないとロボットが止まらない仕掛けになっています。
作品を紹介するプレゼン動画には家族全員が出演し、なかなか起きられないお母さんを見守る様子もほほえましく、審査員からも好評を博していました。さらに、ロボットが逃げ回る装置に回転サーボを活用している点や、家族のための課題を解決している点なども高く評価されました。

お父さんお母さん弟と、家族総出演の動画に審査員も大爆笑。

お父さんお母さん弟と、家族総出演の動画に審査員も大爆笑。

弟と4人家族の佐藤さんは「家族が大切な宝物。将来もみんなで暮らしたい」と話し、「最優秀賞をもらえてすごくうれしい。ぼくだけの力ではなく、お母さんやおじいちゃんたちに『ありがとう』と言いたい」と、嬉しさで涙ぐみながら受賞した喜びを話してくれました。

最優秀賞に贈られた、世界にひとつだけの「金ピカembot」。

最優秀賞に贈られた、世界にひとつだけの「金ピカembot」。

受賞後のコメント
「プログラミングを始めてからまだ1年もたっていないので、コンテストなどに応募したこともなく『embotってどんなの?』からスタートしました。
初めはとにかく前に動かすことを必死に考えていて、キットについていたサーボを使って何度も挑戦したけどなかなかうまくいきませんでした。先生に回転サーボのアイデアをもらって、そこから大工のおじいちゃんに助けてもらいながらダンボールの形を工夫して、おもしろい歩き方になるようにしたのがいちばん苦労したところです。そのころから日常に役立つロボットにしたいと考えていて、朝寝坊のお母さんを起こすめざましロボを作ることにしました。音楽も自分で作って、簡単に止められない仕組みも考えました。embotは、タブレットとかのプログラミングと違って、見た目を折り紙や絵の具で好きなように変えて、動きも自分で考えてかえられるところがいいと思います。
プレゼンの時に、他の人たちの動画がおもしろくて自分の時にすごく緊張したけれど、審査員の方が動画を見て笑ってくれたので、安心しました。最優秀賞に選ばれた時は、うれしくてうれしくて夢かと思いました。これから挑戦したいことは、もっと人の役に立つロボットを作ることです」

インフォディオ賞とタカラトミー賞に3作品が決定

最優秀賞に続き、特別賞として「インフォディオ賞」に1名、「タカラトミー賞」に2名が選ばれました。

インフォディオ賞
「角度合わせゲームロボット」

村元蓮さん(大阪府・小学5年生)

副賞iPad Pro 最新モデル

「弟には負けられない」という気持ちで頑張ったという、村元兄弟の兄である蓮さん。

「弟には負けられない」という気持ちで頑張ったという、村元兄弟の兄である蓮さん。

インフォディオ賞に選ばれた「角度合わせゲームロボット」は、村元さんが得意とするピアノを生かし、ロボットの右手の矢印の角度と同じ角度に端末を傾けて、曲を最後まで演奏するというゲームに仕上がっています。
賞を選んだインフォディオの佐々木氏からは、「くり返しと条件分岐をよく考えて使っていて、プログラミング的によくできている。また、ジャイロセンサーを使って、ゲーム性も考えられていたのが良かった」と、評価したポイントが語られました。

受賞後のコメント
「作品で一番よくできたなと思うのは、曲のプログラムの音とリズムの正確さとifの設定です。初めてこのようなコンテストに参加し、とても緊張しました。うまく話ができなかったけれど、良い経験になりました。他の人の作品を見て刺激にもなりました」

続いてのタカラトミー賞は、以下の2作品が選ばれました。

タカラトミー賞
「embot makes you fun!!! 2
with 人生くん」

鳥越優希さん(東京都・小学4年生)

副賞タカラトミー玩具1万5000円分

作り込みでは群を抜いていた鳥越さん。ボードゲームで遊ぶコマなど、細かい点まで工夫が凝らされています。

作り込みでは群を抜いていた鳥越さん。ボードゲームで遊ぶコマなど、細かい点まで工夫が凝らされています。

昨年のコンテストで優秀賞を受賞した鳥越さん。動画では、得意な英語で作品を紹介しました。大好きな「ガチャ」と、占い装置の2作品はそれぞれ単体で遊べるだけでなく、組み合わせたりパーツを追加したりすることで、ボードゲームなど様々なゲームを飽きずに楽しむことが可能になっています。
タカラトミー賞に選ばれた理由として、「ゲームをカスタマイズして、おうちで無限に遊べるという点。ひとつのゲームだけでなく、パーツを変えて色々遊べるところが決め手となった」と、タカラトミーの土肥氏は評価しました。

受賞後のコメント
「コンテストは、目標が作れるし、みんなの発想を見ることができるから好きです。来年も、私の好きなことでみんなが楽しめるような作品を作りたいと思います。審査員の方から『プレゼン力がすごいね!』と言われてうれしかったです」

タカラトミー賞
「マジックするロボット」

村元奏太さん(大阪府・小学3年生)

副賞タカラトミー玩具1万5000円分

兄弟でそれぞれ応募してくれた村元さん。二人そろっての入賞となりました。

兄弟でそれぞれ応募してくれた村元さん。二人そろっての入賞となりました。

「お兄ちゃんがコンテストに応募するのを知って、自分も出たくなりました。このロボットを作るために、マントを縫いました」と話す村元さんは、大好きなマジックからアイデアを得たという手品ロボットを披露しました。ロボットが500円玉を隠すだけでなく、頭のシルクハットからは鳩が飛び出すという演出まであり、テーマにした手品のアイデアが盛り込まれている点も大きな評価となりました。
タカラトミーの土肥氏からは、「本当は1名のみを予定していたタカラトミー賞だったが、村元さんの作品も素晴らしかったため、急遽、会社に相談して2名の枠を作った。玩具として大切な"ワオ!"という驚きの演出ができている」と、賞を選んだ経緯が語られました。

受賞後のコメント
「いろんな人の作品を見て、次に何を作ろうかと参考にしながら見ていました。初めてコンテストというものに参加してとても緊張して、うまくしゃべれませんでした。賞をもらったことはとてもうれしかったです。次もまたでます!」

選考会で急遽「Master Nu賞」を新設

いずれの作品もすばらしく審査員の方々を唸らせる選考会になったため、当日は急遽、新しい賞を新設し、1作品を表彰することになりました。
新設されたのは、司会進行を務めていた、embotの開発者である額田氏の別名を冠した「Master Nu賞」です。

額田氏は、「『ハラハラ!恐竜embot!』は、ロボットの形を作り変え、それに合わせてプログミングもする、“ものづくり”と“プログラミング”部分をマッチングさせ、みんなが楽しめる作品に仕上がっている。私が『なぜembotを開発したか』という理念に、もっとも合っていた」として、Mater Nu賞を設けた経緯を語りました。

Master Nu賞
「ハラハラ!恐竜embot!」

堀内智生さん(愛知県・小学5年生)

副賞embotとっておきキットのダンボールとLinkingのセット

堀内さんの「ハラハラ!恐竜embot!」は、大好きな恐竜をembotで表現し、口を開けている間にエサをどれだけ入れられるかを競うゲームになっています。乱数を使って恐竜の顎が閉まるまでの時間や角度をランダムにするなど、プログラミングにも工夫が凝らされています。

折り紙を小さくちぎってうろこを作るなど造形的にも凝ったロボットに仕上がっています。

折り紙を小さくちぎってうろこを作るなど造形的にも凝ったロボットに仕上がっています。

動画では幼い妹や弟にやさしく声をかけて遊ぶ様子も紹介され、「実際に家族で遊んでみたところ、幼い弟が難しくて泣きだしてしまったところから、難易度を調整した」と話す兄弟思いの堀内さん。恐竜の口が閉まるようにサーボモーターを組み込んだところ、「同じ角度で閉まるようにプログラムを設定するのが難しかった」そうです。

兄弟で一緒に作ったという肉などの食べ物を、恐竜にかまれないように食べさせます。

兄弟で一緒に作ったという肉などの食べ物を、恐竜にかまれないように食べさせます。

受賞後のコメント
「発表はとても緊張しましたが、自分なりにできたと思います。他の人の作品を見てとても良い経験になりました。Master Nu賞を急遽もらえることになり、とてもビックリしました。開発者のMaster Nuから『こういう作品を作ってほしいという思いを反映した作品』と言ってもらい、自分が作りたいものを作ったことが、こういう感想をもらえてうれしかったです」

自分の「好き」や「こだわり」が詰まった審査員特別賞

ファイナリスト10作品のうち、以下の5作品には審査員特別賞が贈られました。

審査員特別賞

審査員特別賞「占い猫型ロボット」

新井希実さん(愛知県・小学6年生)

家族でよく行く釣りから、釣りで占いをするロボットを思いついたという新井さん。「モーターのスピードに耐え切れず猫が飛んでしまったので、左右にゆっくり動くようにモーターを10度ずつ細かく動かせるようにプログラムして、土台に段ボールをつける」など、細かな点まで工夫しました。釣っただけではつまらないので運勢がわかる占いにしたというアイデアなど、新井さんならではの発想が生かされています。

新井さんの小学1年生の弟さんもembotに挑戦したそうです。

新井さんの小学1年生の弟さんもembotに挑戦したそうです。

受賞後のコメント
「『占いをする猫』に決めたあとは、納得できるまで、ロボットの釣り竿の位置や、プログラムでの動きなどを変えて、少しずつ思っていた形や動きが実現できていくのが、とても楽しかったです。ひとつできると、また次に『こうしたいなぁ』という課題が出てきて、また納得いくまで調整しました。他のファイナリストの作品や、プレゼン発表を見て『すごい!』と影響も受けました」

審査員特別賞「おさるのすいかわり」

宇枝梨良さん(東京都・小学3年生)

「今年はコロナで夏らしいことができなかった」という宇枝さんが作り上げたのは、自分の代わりにスイカ割りをしてくれるおさるさんのロボット。乱数を使って、スイカ割りのハラハラ感が出るように工夫したそうです。棒を持ち上げてから、狙いを定めるように少し溜めてから振り下ろす演出もお見事でした。

折り紙で作った魚やセミ、ヤシの木などが飾られ、夏らしいデザインになっています。

折り紙で作った魚やセミ、ヤシの木などが飾られ、夏らしいデザインになっています。

受賞後のコメント
「プログラミングは最近興味をもっていて少しずつ始めていて、ロボットも作ってみたいなと思っていたので、コンテストがあってすごい嬉しかったです。いつかペットロボットも作ってみたいと思います。コンテストは、みなさんのレベルが高くてびっくりしました」

審査員特別賞
「釣りくまVS魚達!!
∼釣りくまは大物を釣れるのか⁉∼」

大吉梓さん(埼玉県・小学6年生)

魚釣りをするくまロボットは、つり竿を振り上げて、遠くの魚を狙うだけでなく、釣った魚を片手にもった網の中に入れるのがポイント。審査員の三浦先生からは、「embotを使った釣りロボットはあったけれど、これまで網にまで入れるロボットは見たことがなかった」と、その独創性が評価されました。

発表ではトップバッターでしたが、落ち着いてプレゼンをやりとげた大吉さん。

発表ではトップバッターでしたが、落ち着いてプレゼンをやりとげた大吉さん。

受賞後のコメント
「初めてこのようなコンテストに参加し、多くの経験をすることができ、自分の世界が広がったように感じました。作品やプログラムの内容だけではなく、作品を作るきっかけになった理由や目的、プレゼンテーションの方法も重要であることがわかりました。来年は、弟に頑張ってもらうよう教えていきたいと思います」

審査員特別賞「ペンペンスタンプ」

松浦勘太さん(愛知県・小学4年生)

ペンギン好きの松浦さんが作ったのは、音楽に合わせてスタンプを押す愛らしいペンギンロボットです。「決まった位置にスタンプがうまく押せなかったり、紙をめくれなかったりして、何度もプログラミングを調整した」というロボットは、ソーシャルディスタンスの対策も考慮しているとのこと。審査員の佐々木氏から、「紙をずらしたり、スタンプを定位置に押したりする調整が難しそうだけれど、どのぐらい試しましたか?」という質問に、「20~30回やりました」と、根気強く取り組んだことを教えてくれました。

紙をめくる部分に消しゴムを使うというアイデアがキラリと光っています。

紙をめくる部分に消しゴムを使うというアイデアがキラリと光っています。

受賞後のコメント
「ほぼ初めてのプログラミングでしたが、楽しく作ることができました。みんなプレゼンがすごすぎてビックリしました。今回の最終選考会でプレゼンの仕方がわかったので、勉強になりました。プログラミングをもっと勉強して来年のコンテストも応募したいです」

審査員特別賞「ぱぱロボットの仕事」

室山七海さん(宮城県・小学5年生)

仕事をする「ぱぱロボット」を、タブレットと連動させて様々な動きや演出を実現させていました。プレゼンでは、「汗マークと怒りマークを切り替えできるようにしたところや、タブレットとembotの動きが同じになる憑依術を、ジャイロセンサーを使って作ったところなどを工夫した」と発表してくれました。審査員の土肥氏は「ロボットと共演できる、新しい切り口でよい」と話し、楽しい演出が満載の動画を評価しました。

YouTubeに出演しているだけあり、動画の演出も秀逸でした。

YouTubeに出演しているだけあり、動画の演出も秀逸でした。

受賞後のコメント
「プレゼンは少し緊張したけど、他の人のアイデアを色々見られて楽しかったです。自分が全く思いつかないような面白いアイデアをよく思いつくなぁと思いました。将来はマンガ家や有名Youtuberやロボットを作る人になりたいです。プログラミングは少しむずかしかったけれども、色々なことを学べて楽しかったです。たくさんアイデアがあるので、どんどんプログラミングしていきたいです」

授賞式の終了後、ファイナリストの家族の方からは、「難しい年頃ですが、家族で一つのことに取り組めたことは、良い思い出になっています。弟も一緒に作っていたので、お互い教えあっている様子も見られ、小さな研究者・研究所のようにも思えました。
ただ作るだけではなかったembot。アイデアコンテストに参加することで、課題解決を通しての成長や様々な人との出会い、これからの教育で大切にされていることが凝縮していたように思います。家族みんなで、とても楽しい経験ができました。本当に、ありがとうございました」といった感想も寄せられました。

工作やプログラミングだけでなくプレゼン能力を高く評価

2020年の「embotアイデアコンテスト」は、最終選考会の発表と表彰式をもって終了しました。笑いあり、涙あり、そして小学生たちの自由な発想とアイデアにたくさんの驚きをもらった3時間となりました。
3人の審査員からは、以下のメッセージが寄せられました。

株式会社インフォディオ アプリケーション開発部 開発二課 佐々木健成氏

株式会社インフォディオ アプリケーション開発部 開発二課
佐々木健成氏

「どの作品もプログラミング力だけではなく、工作やアイデア、プレゼンのレベルが高かったと感じました。大人でも考えつかないようなアイデアの作品も多く、見ていてとても楽しかったです。また、いずれの作品もプログラミングをする時に必要なトライ・アンド・エラーを行い、作品を作り上げていたのも素晴らしいなと思いました。
子ども時代にこのような経験はなかなかできないと思うので、この経験を生かし、プログラミングだけではなく、色々なことに挑戦していってください。みなさんの成長をとても楽しみにしています」

株式会社タカラトミー NEXTビジネス本部 NEXT事業室 企画開発課 土肥雅浩氏

株式会社タカラトミー NEXTビジネス本部 NEXT事業室 企画開発課
土肥雅浩氏

「作品のみならず、みなさんのプレゼン能力がとても優れていました。自分なりに工作してどのような動きにするかという、“もの”としての表現力と、その作品をどのように動かしていくかという論理的な思考とプログラムの組み立て方のレベルが高く、大人でもなかなか表現できない仕組みに驚かされました。
今回、応募してくれたみなさん、そしてこの応募作品をみて、『次回我こそは!』と思った方々、次回のコンテストでお待ちしております。みなさんが大人になるころには、きっと素晴らしい生活や社会が展開できると思います。その主役はみなさんです!」

千葉県八千代市立新木戸小学校教諭 三浦理紗子先生

千葉県八千代市立新木戸小学校教諭
三浦理紗子先生

「去年のコンテストにも審査員として参加しましたが、今回のコンテストは、まずプレゼンの秀逸さに唸りました。解決したい課題に対してembotをどう使ったのか、アピールポイントはどこなのか、どう伝えたらよいのかがよく考えられていて、どのプレゼンも素晴らしかったです。
私が感心したのは、『誰かを想った』作品が多かった点です。朝起きられないお母さんのため、兄弟のため、コロナで楽しい時間がなくなってしまった人のため……そんな優しい気持ちがembotで表現されていました。これからも、素晴らしいアイデアと優しい思いを、形にしていってほしいと思います」

NTTドコモ 額田一利氏(コンテスト司会担当)

NTTドコモ
額田一利氏(コンテスト司会担当)

「予選から見ていましたが、昨年のコンテストから一段階レベルアップした素晴らしい作品がそろいました。審査も甲乙つけがたく本当に難航しましたが、この最終選考会まで上り詰めた10作品は『こんなことをしたい』というストーリーや、課題解決策がembotで実現されていた素晴らしい作品です。常に、embotを使った先にいる人のことを考えられていると感じられました。制作にあたっては様々な試行錯誤があったと思いますが、この経験をこれからにぜひ生かしてほしいです」

embotは、今後も学校や家庭でのものづくりやプログラミングの楽しさを体験していただけるよう、様々なサポートを行っていきます。
embotのユーザー向けサイト「embotters」では、embotを使ったさまざまな遊び方や、もっとプログラミングをしてみたいユーザー向けの応用例、学校での事例なども掲載しています。embotをこれから始める初心者から、オリジナル作品に挑戦したい上級者まで幅広く楽しんでいただける内容になっていますので、ぜひチェックしてみてください。

embot公式YouTubeチャンネルにて、ダイジェスト動画を公開しております。

今回のコンテストで使われた【e-Craft シリーズ】「embot(エムボット)スターターキット」(発売:タカラトミー、6,600円<税込>)本体用ダンボール(3枚)、 embotコアのほか、ブザー、LEDライト、サーボモーター、モーター用パーツが同梱されており、このキットを使って、コンテストに参加することができます。

今回のコンテストで使われた【e-Craft シリーズ】「embot(エムボット)スターターキット」(発売:タカラトミー、6,600円<税込>)
本体用ダンボール(3枚)、 embotコアのほか、ブザー、LEDライト、サーボモーター、モーター用パーツが同梱されており、このキットを使って、コンテストに参加することができます。

  • 「embot アイデアコンテスト2020」
  • 主催:embot アイデアコンテスト 2020 実行委員会
  • 協賛:株式会社タカラトミー、株式会社インフォディオ、一般社団法人GPリーグ、
    株式会社Relic、株式会社D2C dot